エスプレッソのクレマができない5つの原因と出し方のコツ!

エスプレッソのクレマができない5つの原因と出し方のコツ!

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エスプレッソを作った時にクレマ(茶色い泡の層)ができない・白い・薄いという原因は5つあります、

1、豆の挽き具合(粉が細かいか粗いか)
2、粉の量
3、粉の詰め具合(タンピング)
4、鮮度
5、抽出時間

1、粉は(極)細挽き。ダメなら少し粗くする。

エスプレッソは細挽きか極細挽きのコーヒー粉を使うのが良いです。

その理由は粉が細かいほどコーヒー豆の成分が抽出されやすいので二酸化炭素(炭酸ガス)が液体に溶け込みやすくなりクレマが出来やすくなります。(クレマ=二酸化炭素のガス)

しかし1つだけ注意点が・・。

粉が細かすぎると(極細挽きすぎると)エスプレッソマシンのフィルター(ポルタフィルターとかフィルターホルダーと呼ばれる)に粉が詰まってしまい抽出時間が長くなってしまう可能性があります。

その結果コーヒー粉の成分(二酸化炭素含む)が薄まってしまいクレマが薄い・すぐ消えてしまうということが起きてしまいます。

今使っているエスプレッソマシンのフィルターや仕様に丁度良い粒度を探し出す必要があります。(細かすぎず粗すぎず)

2018年5月時点でアマゾンや楽天の人気ランキングに入っているデロンギのコーヒーグラインダー(型番:KG364J)はコニカル式(コーン式)の歯車のようなもので摩擦熱が発生しにくく極細挽きにも対応していて使った人の評価も高いです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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エスプレッソ向けの極細挽きのクオリティが高い。完全なパウダー状になる。

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粒度はプロペラ式のミルとは違いバラつき少なく挽けます。
香りも、プロペラ式のミルとの比較で、断然高く、珈琲の味に厚みが出ます。

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挽きたての極細粉でエスプレッソを淹れてみたいという人はKG364Jのグラインダーの詳細を見てみてはいかがでしょうか?

 

2、粉の量が少ない。増やしてみよう。

粉の量が少ないとクレマの正体である二酸化炭素が少なくなってしまいます。

その結果クレマができない・薄い・すぐ消えるということになってしまいます。

デロンギのエスプレッソマシンで淹れる「美味しいエスプレッソの条件」として8g~10g程度の粉の量が適しているといわれています。

この粉の量を目安にしてエスプレッソを淹れてみるといいと思います。

 

3、粉の詰め具合(タンピング)は強すぎず・弱すぎず

デロンギのEC152Jなどのセミオート式のエスプレッソマシンを使っている場合はタンピングの良し悪しでクレマの出来栄えが変わります。

タンピングが弱い=密度が薄いということは粉の量が少ない、抽出時間が短くなるということになってしまいます。

密度がスカスカのところにお湯を流し込んだらサーっと流れ出てしまいますよね?

とうことはクレマの元になる二酸化炭素の量が少ないということになります。

逆にタンピングが強すぎる=密度が濃いということは粉の量が多い、抽出時間が長くかかってしまいます。

その結果成分が薄まってしまうということになります。

 

タンピングを少しでもうまくやるにはエスプレッソマシンの付属品のタンパーよりも別途購入したタンパーを使うと良いかと思います。

プレッソ タンパー コーヒー ステンレス製 (yafen-hong-51)

このダンパーは仕上がりも綺麗で使い易い。コーヒーを圧縮するにも自重が程良く、手にも馴染みます。楽しみが広がりました!

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4、豆は酸化してないか?鮮度に注意!

コーヒー豆は焙煎後が二酸化炭素が多い状態です。

コーヒー豆やコーヒー粉の袋を開封した瞬間から酸化が始まり時間の経過とともに二酸化炭素が抜けていってしまいます。

そのためクレマができない・薄い・すぐ消える・白いということは開封して時間が経っているコーヒー豆・粉を使用している可能性があります。

豆の状態よりも粉の状態の方が1粒1粒が小さく細かいので酸化しやすいのです。

コーヒー粉で購入している場合やグラインダー(ミル)で粉を挽き溜めておいている場合はコーヒー豆の状態よりも酸化が早まってしまうので注意しましょう。

未開封でも二酸化炭素は抜けている

パッケージを開封していなくても時間の経過とともに二酸化炭素が抜けていっています。

下の画像は澤井珈琲の豆で、発生したガス(二酸化炭素)を特殊なシールで袋の外に逃がしています。

新鮮なコーヒー豆は二酸化炭素を多く含んでいるため袋が膨張するのでその対策なのでしょう。

澤井珈琲 豆

 

開封前の鮮度維持にも拘りたい人はイリーの粉缶を試してみてはいかがでしょうか?

イリーの缶は窒素ガスを封入してあるので酸化を防いでくれるそうです。

 

5、抽出時間=20秒を目安に!

抽出時間が短い=コーヒー粉から出る二酸化炭素の量が少ないということになります。

ですが抽出時間が長くてもよくありません。その理由は濃度が薄まってしまうからです。

デロンギのエスプレッソマシンで淹れる「美味しいエスプレッソの条件」として抽出時間は20秒が適しているといわれています。

この抽出時間を目安にしてみましょう。

3の粉の詰め具合(タンピング)の部分で説明しましたが、デロンギのEC152Jなどのセミオート式のエスプレッソマシンを使っている場合はタンピングの良し悪しで抽出時間が左右されてしまいます。

なので抽出時間とひとことで言ってもタンピングの技術も絡んでくるので練習が必要です。

 

カフェポッドを使えば簡単にクレマができる?

EC152Jなどのデロンギのセミオートマシンの場合はカフェポッドというパックがあります。

エスプレッソ用の豆を最適な量と圧力(詰め具合)でパックしてあるのでクレマができない原因に対しての対策はバッチリです。

カフェポッド用のフィルターホルダーに入れて使います。

タンピングの工程をこのカフェポッドで省略できるというわけです。

 

まとめ

クレマをうまく作るコツ(対策)として以下のことを試してみてください。

・エスプレッソ用の粉(細挽き・極細挽き)を試してみる
・極細挽きに対応したグラインダーで挽いてみる
・カフェポッドを試してみる
・タンピングの練習をしてみる
・豆や粉の開封後は短期間で使い切るようにしてみる

またデロンギのマグニフィカESAM03110のような全自動マシンなら豆や粉から簡単にクレマのあるエスプレッソを淹れることが可能です。
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